AIに任せる仕事は3種類——相談する・作業する・役割を担う

相談するAI・作業するAI・役割を担うAIの3種類を3つの円で表した絵と、題「AIに任せる仕事は3種類」

AIエージェントのおすすめを検索すると、さまざまなサービスが見つかります。選ぶ前に知っておきたいのは、AIに任せる仕事の種類です。相談する・作業する・役割を担うという3つの種類の違いと4サービスの例を、図表で説明します。連載全8回の第2回。

目次

AIを入れようと調べ始めると、サービスの名前がいくつも出てきます。「AIエージェント おすすめ」で探せば、「○選」といった一覧が並びます。ただ、どれも良さそうに見えるため、一覧から自社に合うものを決めるのは難しいものです。

サービスを選ぶ前に、まず、AIに何をしてほしいかを考えましょう。

第1回の最後に、毎週同じ手順で繰り返している仕事を1つ思い浮かべていただきました。今回初めて読む方も、社内のそうした仕事を1つ選んでおくと、この先を自分の会社に当てはめて読めます。

当社では、この回で話す3つの種類の仕事を、どれもAIにさせています。どう使い分けているかは、このあと書きます。

AIにさせる仕事は、3つの種類に分かれる

3つの種類のどれを使うかで、人がすることと、AIから受け取る成果物が変わります。

1つ目は、聞く・相談する仕事です。人が質問や相談、必要な情報を入力すると、AIが答えたり、文章の下書きを書いたりします。第1回で話した「情報と指示を入力して、成果物を受け取る」使い方も、ここに入ります。手元に来るのは答えや文章で、それを仕上げて使うのは人です。この連載では、この種類を「相談するAI」(チャット系)と呼びます。

2つ目は、頼んだ作業を、AIがその場で仕上げる仕事です。たとえば、書類や表を作る、届いたメールを整理する、ファイルを仕分ける、アプリやブラウザ(インターネットのページを見るための画面)を操作して入力する、といった仕事です。AIが自分でやり方を考えて進めます。人は、頼んだあと、途中で聞かれたことに答え、最後にできたものを確かめます。手元に来るのは、文章の下書きではなく、できあがった書類や表、済んだ作業そのものです。この種類を「作業するAI」(ワーク系)と呼びます。

3つ目は、人が先に決めておいた役割を、AIが担う仕事です。会社の決まり、仕事の手順書、仕事に要る情報、どの仕事をどのAIに任せるかを、人が先に決めて、AIが読むフォルダにファイルとして置いておきます。経理の担当のように、専門家の役割を持たせることもできます。AIはそれを読んで動くので、頼むたびに一から入力しなくても、同じやり方でその仕事を回し続けます。使いながら決まりや手順書を足していけば、AIに任せられる仕事が少しずつ広がっていきます。この種類を「役割を担うAI」(ロール系)と呼びます。

AIに何を頼むかで、使う種類が決まります。毎月の請求書づくりで並べてみます。

毎月の請求書づくりを例に、相談するAI(チャット系)・作業するAI(ワーク系)・役割を担うAI(ロール系)の3つを左右に並べて、人がすること、AIがすること、手元に来るもの(相談するAIはメールの文面、作業するAIは今月の請求書、役割を担うAIは経理の担当として決まりどおりに作った今月の請求書。決まりと手順書はAIが読むフォルダに残り、次も使う)を比べた図
図1 AIにさせる仕事の3つの種類(例=毎月の請求書づくり。各サービスのAIの例は、本文の「使うサービスを選ぶ」の表〔2026年10月時点〕)
  • 「この取引先へ請求書を送るメールの文面を書いて」と頼むなら、相談するAI(チャット系)の仕事です。手元に来るのはメールの文面で、請求書そのものは人が作ります。
  • 「今月の売上の表から、請求書を作っておいて」と頼むなら、作業するAI(ワーク系)の仕事です。手元に来るのは、できあがった今月の請求書です。
  • 「経理の担当として、請求書づくりを受け持って」と役割を持たせるなら、役割を担うAI(ロール系)の仕事です。取引先ごとの締め日や請求書の書き方といった会社の決まりと、作り方と確かめ方を書いた手順書を、人が先に置いておきます。あとは「今月の請求書をお願い」と頼むだけで、AIが経理の担当として、決まりどおりに作ります。入金の確かめのような、経理のほかの仕事も、同じ担当に続けて任せられます。手順書を足したり直したりして育てるほど、この担当が受け持てる仕事は増え、仕事の仕方も自社のやり方に合ってきます。

どの種類でも、取引先へ送る前に人が確かめるのは同じです(第1回の「人が確認する段階」)。

作業するAI(ワーク系)と役割を担うAI(ロール系)の違い

3つのうち、いちばん見分けにくいのが、作業するAIと役割を担うAIです。どちらも、AIが作業まで進めます。違うのは、AIに何をさせるかです。

作業するAIには、頼んだ作業を最後までさせます。頼むたびに、AIがその場でやり方を考えて、ファイルやアプリ、ブラウザを使って仕上げます。人がするのは、アプリの画面で頼むことと、できたものを受け取って確かめることです。フォルダを選ばなくても頼めるAIが多く、手軽に始められます。手元のファイルを使わせたいときだけ、そのフォルダを選べば足ります。

役割を担うAIには、人が決めた役割を持たせます。会社の決まり、仕事の手順書、どの仕事をどのAIに任せるかを人が決めて、AIが読むフォルダにファイルとして置きます。作業するAIと違って、頼む前に、そのフォルダを選びます。AIは、そこに置いた決まりや手順書を読んで動くので、次からも、同じ仕事を同じ手順で回せます。手順書や決まりを足したり直したりすれば、その後は、そのとおりに仕事をします。この種類のAIは、仕事に要るプログラムも自分で書いて、そのフォルダに残せます。そのため、一般には「コーディングエージェント」と呼ばれ、各サービスの説明でも、ソフトを作る人のためのAIとされています。当社では、AIに担当者の役割(ロール)を持たせて、会社の経営や組織づくり、プロジェクトの管理まで、幅広い仕事に使っています。世の中で「AI社員」と呼ばれている使い方です。

手順書といっても、たとえば「請求書は売上の表から作る。取引先ごとの締め日は、この表を見る。最後に合計をもう一度確かめる」と書いたメモのことです。人に仕事を引き継ぐときに書くメモと同じものを、AIが読むフォルダに置いておきます。

さきほどの請求書で言えば、作業するAIに頼んで手元に来るのは、今月の請求書です。来月も、もう一度頼めば作ってくれます。手順書を登録しておいたり、毎月決まった日に動くように設定したりもできます。ただ、頼むたびに、AIがその場でやり方を考えて進めます。そのため、毎月同じやり方になるとは限りません。役割を担うAIに頼んでも、手元に来るのは今月の請求書です。違うのは、人が先に置いた請求書づくりの決まりと手順書(必要なら、AIが書いたプログラムも)が、AIが読むフォルダに残っていることです。来月も、AIがそれを読んで、同じ手順で作ります。使ううちに直したい所が出てきたら、手順書を直すか、AIに頼んで直してもらいます。

役割を担うAIは、作業するAIがする仕事(書類や表を作る、ファイルを仕分けるなど)もこなせます。逆に、作業するAIは、担当の役割を持たせて仕事をまとめて任せる使い方には向きません。

2つを並べると、次のようになります。

作業するAI(ワーク系) 役割を担うAI(ロール系)
AIにさせること 頼んだ作業を最後まで(書類や表を作る・メールを整理する・ファイルを仕分ける・アプリやブラウザを操作する) 人が決めた役割を持ち、会社の決まりと手順書のとおりに仕事を回す(書類や表を作るなどの作業もこなせる。必要ならプログラムも書く)
頼み方 アプリの画面で頼む。フォルダを選ばなくても頼めるAIが多い AIが読むフォルダを選んで頼む。AIは、フォルダに置いた決まりを読んでから動く
次に同じ仕事をするとき もう一度頼む。手順書を登録しておいたり、決まった時刻に動かしたりもできる。毎回、AIがその場でやり方を考えて進める。同じやり方になるとは限らない 決まりと手順書(と、AIが作ったプログラム)で回す。毎回、同じ手順書に沿って動く
手元に残るもの できあがった書類や表など できあがった書類や表などと、プログラム・決まり・手順書のファイル(開いて確かめ、直せる)
向くとき その都度の仕事を、手軽に任せたいとき 毎週・毎月の仕事を同じ手順で回したいとき。仕事のやり方を確かめて直しながら、任せる仕事を広げていきたいとき

どちらが優れているという話ではありません。任せ方が違います。

当社は、3つの種類の仕事を、どれもAIにさせている

相談するAIは、2023年から使っています。いまは、このあと表に並べる4つのサービスのものを、どれも使っています。させているのは、調べものと、記事や提案書・契約書の文面の相談、どう判断するかの相談です。同じ質問をいくつかのAIに聞いて、答えを比べることもあります。

役割を担うAI(ロール系)は、2025年から使っています。このサイトも、お客様のホームページを決まった手順で更新する仕組みも、社内の作業に使う小さなプログラムも、この種類のAIで作りました。プログラムを書いたのはAIです。人がしたのは、日本語で指示を出し、決まりを決め、できたものを確かめることです。

作業するAI(ワーク系)も使っています。ただ、作業の多くは、役割を担うAI(ロール系)でしています。ファイルを直接扱う作業も、相談するAIから、こちらへ移しました。

移した理由は2つあります。1つは、担当者の役割を持たせると、その担当の仕事をまとめて任せられることです。経理の担当なら、請求書づくりも入金の確かめも、同じ担当に続けて頼めます。もう1つは、AIの動きをある程度管理できるからです。AIに決まりや手順書のファイルを読ませることで、AIがどういう決まりと考え方で作業しているかを人間も把握ができ、さらにファイルを直していくことで、AIの作業の質が上がっていきます。

ここからは、あなたの会社の仕事に当てはめてみます。

任せたい仕事は、どの種類か

任せたい仕事がどの種類に当たるかは、2つの問いで決められます。

1つ目の問い「答えや文章がほしいか、作業まで済ませてほしいか」で、答えや文章なら相談するAIへ進み、作業までなら2つ目の問い「その都度AIに任せればよいか、決まりと手順を決めて、その仕事の役割をAIに持たせたいか」へ進み、その都度でよいなら作業するAI、役割を持たせたいなら役割を担うAIへ分かれる図
図3 任せたい仕事は、どの種類か(2つの問い)

1つ目の問いは、答えや文章がほしいのか、作業まで済ませてほしいのか、です。答えや文章がほしいなら、相談するAI(チャット系)で足ります。

2つ目の問いは、その作業をその都度AIに任せればよいか、決まりと手順を決めて、その仕事の役割をAIに持たせたいか、です。その都度でよければ作業するAI(ワーク系)が手軽で、役割を持たせたいなら役割を担うAI(ロール系)が合う、と当社では見ています。作業するAIでも、時刻を決めて同じ仕事をさせることはできます。ただ、決まりと手順そのものをファイルとして手元に残し、自分で確かめて直しながら、その決まりと手順を育てていきたい仕事は、役割を担うAIに任せています。

たとえば、次のように分かれます。

  • 第1回のお断りのメールのように、相手に送る文面がほしい。ほしいのは文章なので、相談するAI(チャット系)です。
  • 来週の会議で配る資料を、手元のファイルをもとに作ってほしい。できあがった資料が、今回だけほしいので、作業するAI(ワーク系)です。
  • 請求書づくりを、経理の担当として受け持たせたい。取引先ごとの締め日や書き方の決まりと手順を先に決めて、役割を持たせたいので、役割を担うAI(ロール系)です。

入れる順にも、目安があります。まず相談するAIで、情報と指示を入力して成果物を受け取る使い方(第1回)に慣れます。次に、繰り返している仕事を1つ選んで、上の2つの問いで、どの種類に任せるかを決めます。当社もこの順でした。

相談するAIで足りている仕事なら、それで十分です。作業まで任せたくなったときに、ほかの種類を試せば間に合います。

使うサービスを選ぶ

任せたい仕事の種類が分かったら、次は、どのサービスを使うかです。名前をよく聞く4サービスのAIを、3つの種類に分けたのが次の表です。4サービスとも、3つの種類のAIをそろえています。ただ、申し込める国や年齢、料金のプラン、パソコンとスマホのどちらで動くかといった条件は、サービスごとに違います。当社は、この表のAIを、どれも使ったことがあります。

表 3つの種類と、4サービスのAI(2026年10月時点の例)

種類 Claude(Anthropic社) ChatGPT(OpenAI社) Gemini(Google社) Grok(SpaceXAI社)
相談するAI
(チャット系)
Claude のチャット ChatGPT のチャット Gemini のチャット Grok のチャット
作業するAI
(ワーク系)
Cowork Work Gemini Spark Grok Bot
役割を担うAI
(ロール系)
Claude Code Codex Antigravity Grok Build

表の注(2026年10月時点)
・Claude では、2026年9月から、チャットと Cowork を1つにまとめる変更が、個人向けの有料プランから順に進んでいます。まとまった画面では、相談か作業かを選ばずに、同じ入力欄から頼めます。Claude Code は、これまでどおり別にあります。
・ChatGPT では、2026年7月に、Codex のアプリが ChatGPT のアプリにまとまりました。いまは1つのアプリの中で、Chat と Work を切り替え、Codex を選んで使います。
・Google の列の Antigravity は、Gemini とは別のサービスとして案内されています。

ニュースやサービスの一覧で「AIエージェント」と呼ばれているAIの多くは、作業するAI(ワーク系)か、役割を担うAI(ロール系)に当たります。この言葉の詳しい説明は、第4回でします。

冒頭で触れた「○選」の一覧には、次のようなサービスも並んでいます。

  • 顧客管理や問い合わせ対応、文書の管理など、ふだん使うソフトに組み込まれたAI
  • プログラムを書かなくても、アプリ同士をつないで作業を自動で流せるサービス
  • 文書・表・スライド・メールなど、仕事ごとにメニューが分かれ、中でいくつものAIを自動で使い分けるサービス(統合オフィスツール)

これらも、AIにさせている仕事で見れば、3つの種類のどれかに当たります。たとえば、統合オフィスツールに文書の下書きを頼むなら相談するAI、表を作り上げてもらうなら作業するAIの仕事です。

3つの種類のどれにもきれいには収まらないAIもあります。手元の資料の中だけで答えるAIと、調べて報告書を書くAIです。この2つは、させる仕事でなく、AIが見る情報の範囲で分けたもので、第6回で扱います。

この連載で扱うのは、世の中で「生成AI」や「対話型AI」と呼ばれているAIのうち、文章で指示して、答えを出させたり、作業や役割を任せたりするものです。画像・動画・音楽を作るAIや、数値の予測などを主にするAIは扱いません。

どの種類の仕事を任せるにしても、使い始めるなら、この4サービスの中から選ぶとよいでしょう。

4サービスから選ぶときのコツ

選ぶときの目安は、料金と速さと正確さ、会社でふだん使っているサービス、AIの性格です。

料金は、4サービスとも、無料で試せる段階と、月ごとに払う有料の段階があり、有料はたくさん使うほど高い段階に分かれます。作業するAIと役割を担うAIは、無料の段階では使えないか、使える量に上限があります。値段とプランの中身はよく変わるので、申し込む前に、各サービスの料金のページで確かめてください。

料金と速さと正確さにも、おおまかな傾向があります。比較のサイトや使う人の声でよく言われるのは、次のようなことです。Gemini と Grok は、無料で使える範囲が広く、返事の速さを優先したAIも用意しています。正確さが要る仕事では、ChatGPT と Claude の評価が高いという声が多くあります。Claude は、月の料金は ChatGPT とほぼ同じですが、使う量が多くなりやすく、使える量の上限に早く届きやすいと言われます。返事に時間をかけることもあります。当社が使ってきた感触も、おおむね同じです。どれも、頼み方や仕事の中身、使う機能で変わります。

いま使っているサービスがあれば、その中の、任せたい種類のものから試すのが手近です。たとえば、会社で Google のメールや文書を法人の契約で使っているなら、その契約に Gemini が含まれているので、まず Gemini から試せます。

同じ種類のAIでも、サービスごとに性格の違いがあると当社では感じています。4サービスとも使ってきましたが、同じように頼んでも答え方や得意なことが違います。その感触を人にたとえて表にしました。

表 4サービスのざっくりした性格(当社が使った感触・2026年10月時点)

AI 人にたとえると 得意な振る舞い 困るところ
Claude 気の利く参謀・編集長 背景や意図を察する。文章の組み立てを整える。前提の間違いにも踏み込む 察しすぎる。依頼範囲を勝手に広げる。「本当はこうすべき」と目的を置き換えることがある
ChatGPT 真面目な万能実務責任者 明示した条件、形式、手順に沿って実行する。役割を指定すれば比較的その役に徹する 書かれていない問題を見落とすことがある。指示が弱いと、もっともらしく無難にまとめる
Gemini 情報処理が速い調査員・Google型技術者 大量の資料、画像、動画、検索結果をまとめる。結論を直接出す 長く複雑な指示では、重要度を取り違えたり考えすぎたりする
Grok 率直な討論相手・反骨的アイデアマン 普通と違う視点、強い反論、発想の広がり。WebやX上の現在の動きにも強い 言い切りや刺激的な表現が入りやすい。事実確認より「面白い切り口」が先に立つ場合がある

表の注
・性格は、頼み方や仕事の中身、サービスの更新によっても変わります。

どのサービスにするかは、その性格が使う人に合うかで選べばよいと考えています。合うかどうかは人によって違いますし、性格に合わせて付き合えるかどうかも大事です。ふだん会話するAIは1つのサービスにしぼるのがよいと見ています。4つをばらばらに使うより、1つと会話を続けるほうが、そのAIの性格とやりとりに慣れていけるからです。

ほかのAIが得意な所は、そのAIに頼みます。どのAIが何を得意とするかは、表の「得意な振る舞い」の列が目安です。たとえば、日本語の読解力は Claude が強いと当社では感じています。ふだんは別のAIと会話していても、読解力が要る仕事は Claude に頼むという使い方です。

ただし、外に出す資料の文章は、Claude が作った文を Gemini に書き直させることもあります。Claude は例えや、英語を直訳したような言い回しを使いがちで、Gemini のほうが、人がふだん話す自然な日本語の文章にすぐれているからです。

最後に一つ、質問です

いま社内でAIを使っているなら、それはどの種類ですか。任せたい仕事は、どの種類向きですか。

まだ使っていないか、2つが違っていたら、任せたい仕事の種類のAIを試すところから始められます。

自社のどの仕事に、どの種類のAIを使うか(使わないか)を整理したいときは、AI活用方針の整理(初回相談無料)をご覧ください。

次回は第3回「AIとの会話を”毎回ゼロから”にしない」です。相談するAIに、会社の前提や決まりを先に入れておく使い方を扱います。

この連載の各回は、次のとおりです。

  1. 第1回 AIを「調べものに使う」から「仕事を任せる」に変える
  2. 第2回 AIに任せる仕事は3種類——相談する・作業する・役割を担う(この記事)
  3. 第3回 AIとの会話を”毎回ゼロから”にしない
  4. 第4回 画面や書類の作業を、AIが自分で進める
  5. 第5回 役割を担うAI——AIは勝手には育たない。手順書で育てる
  6. 第6回 資料の中だけで答えるAI、調べて報告書を書くAI
  7. 第7回 AIに仕事を任せる——導入に必要な4つのこと
  8. 第8回 AIで部署をつくる

この記事のまとめ

  • AIにさせる仕事は、相談する・作業する・役割を担うの3種類です。
  • 相談するAIは答えや文章を返し、仕上げて使うのは人です。
  • 作業するAIは、頼むたびにその場でやり方を考えて進めます。
  • 役割を担うAIは、AIが読むフォルダの決まりや手順書を読み、同じ手順で回します。
  • 任せたい仕事の種類は、答えか作業か、その都度か役割かという2つの問いで決めます。
  • 主要な4サービスは、どのサービスも3つの種類のAIをそろえています。
  • サービスは、料金と速さと正確さ、ふだん使うサービス、AIの性格で選びます。

書いた人

原 広樹

代表

実装からディレクション、マーケティング企画、そして役員として組織を率いる側まで。Web・マーケ・DX・AIの4領域すべてで、実務を担当してきました。

この連載の記事

全8回・公開2回
  1. 第1回AIを「調べものに使う」から「仕事を任せる」に変える
  2. 第2回AIに任せる仕事は3種類——相談する・作業する・役割を担うこの記事
  3. 第3回第3回 AIとの会話を"毎回ゼロから"にしない予定
  4. 第4回第4回 画面や書類の作業を、AIが自分で進める予定
  5. 第5回第5回 役割を担うAI——AIは勝手には育たない。手順書で育てる予定
  6. 第6回第6回 資料の中だけで答えるAI、調べて報告書を書くAI予定
  7. 第7回第7回 AIに仕事を任せる——導入に必要な4つのこと予定
  8. 第8回第8回 AIで部署をつくる予定

自社に当てはめて、相談する。

読んで終わりにせず、御社の状況で何から始めるかを一緒に整理します。初回相談は無料です。