計測・改善提案

Analytics

まだ入れていない。入れたのに、測れていない。見ているのに、決まらない。

アクセス解析(GA4)をこれから入れる場合も、入れたはずなのに正しく計測できていない場合も、数字は見ているのに次の一手が決まらない場合も——状態はそれぞれ異なります。KAISHINの計測・改善提案は、まずゴールと「なぜその数字を見るのか」を定め、それに必要な計測を整え、数字を次の打ち手につなげます。レポートに数字が並ぶことと、数字で決められることは、別のことです。

ツールは入っている。数字も出ている。それなのに。

アクセス解析を入れてページビューは見ている。けれど「その数字が良くなったら、何が良くなったことになるのか」が決まっていないと、毎月レポートに数字を出す作業だけが続きます。

テストも同じです。ボタンのクリックを計測し、複数パターンを比較する仕組みはあるのに、コンテンツに合わせて文言を変えないままテンプレートが使い回され、「テストしている」という体裁だけが残っていることがあります。

もうひとつ、見る数字の選び方そのものの問題もあります。人口減少やAI検索の普及で、サイトへのアクセスの絶対量は構造的に下がりやすくなっていると私たちは考えています。その中で「ページビューをもっと増やさないと」とだけ言い続けるのは、目標の置き場所を間違えやすい——何のためにどの数字を見るのかを、先に決める必要があります。

数字の空回り

数字は出ても、判断につながらない

「この数字を見ておけばいい」という定番は、ありません。

見る数字は、案件によって変わります。だからKAISHINは、決まったダッシュボードを売りません。お受けする形は、大きく2つに分かれます。

① 初期設定・計測設計——これから入れる場合も、入れたのに正しく測れていない場合も、ここから。

  1. ゴールの定義:問い合わせが入ればゴールなのか、商談がまとまってゴールなのか。ここから「見るべき数字」が決まります
  2. 計測の設計:その数字を正しく取れる形を作る——数字の定義、GA4・Googleタグマネージャー(GTM)の設定・導入の実装、フォームのどこまで進んだかの把握まで

② 継続分析・改善支援(月次)——数字は見ているのに、次の打ち手につながらない場合は、ここから。

  1. 月次の改善提案:数字から詰まりを特定し、次にやることと優先順位を更新する

①を単発で整えてから②へ続けることも、計測が整っていれば②から始めることもできます。数字は集めるためでなく、次の判断のためにあります。

設計の順番

ゴールが決まって、数字が決まる

疑う順番

問い合わせ獲得型のLPなら、疑う順番には変わらない型があります。

見る数字は案件ごとに決まりますが、「迷ったとき、どの順番で疑うか」には変わらない型があります。たとえば問い合わせ獲得型のLPに限定すると、私たちは成果に近い側から遡って、こう見ていきます。

順番 見る数字 疑うこと
1 問い合わせ後の商談化率 問い合わせの質が悪くないか
2 フォーム完了率 フォームが重い・不安が残っていないか
3 フォーム到達率 CTAや導線が弱くないか
4 ページの滞在・スクロール・離脱 訴求・構成・信頼材料が弱くないか
5 クリック率 広告文・バナーが弱くないか
6 表示・到達 そもそもターゲットに届いているか

一般的なファネルの読み方(表示→クリック→ページ→フォームと上から見る)とは逆です。そして最初に疑う「商談化率」は、Webの数字ですらありません。集客の数字でなく、事業の成果に近い数字から遡る——数字は順位を付けるためでなく、原因を切り分けるための装置です。

対応例:数字の品質から直した計測
ある対応例では、ダッシュボードの数値の定義が曖昧で実態と合わず、データの入力も定着していないため、数字から原因を特定できない状態でした。そこで数値の定義づくりと、入力するタイミングの設計から直し、サイト側には「アクセス/フォーム開始/フォーム完了」を記録する計測を実装。フォームのどこで止まっているかを追える形にし、感覚ではなくデータから話せる状態を目指した設計です。

レポートは届く。決める人が、いない。

計測ツールを入れる、レポートを作る——それを担う先はあります。けれど「その数字を見て、次に何をするかを決める」役は、構造上どこにも置かれないままになりがちです。レポートを出す側は決める立場になく、受け取る側は数字の読み方を専門にしていない。数字だけが行き来して、判断が止まります。

KAISHINは「決める側」に立って数字を読みます。これまでに関わった案件でも、訪問者数の減少を検索経由の減少と突き合わせて要因を特定したり、流入の変動を季節・競合・新商品・検索エンジンの変化に分けて、数字の読み違いを防ぐ枠組みを先に示したりと、数字を「出す」より「決める」ための設計をしてきました。

決める役

数字を出す役と、決める役は別

(これは能力の話ではなく、役割分担の構造の話です。)

数字の行き先は、レポートではなく事業の判断。

先ほどの表が示すとおり、最初に疑う数字(商談化率)はWebの外にあります。計測を整えても、その先の「集客→問い合わせ→営業→業務」の流れを見て判断する人が空席なら、数字はレポート止まりになります。KAISHINは計測を単体で引き受けるのではなく、数字を事業の判断につなげるところまで見ます。それが「社外の事業推進責任者」です。

何から手をつけるべきか分からない場合は、まず課題整理から。 → [ 社外の事業推進責任者とは

判断への接続

レポート止まりの数字を、動かす

よくある質問

初期設定と計測設計を単発で頼めますか?
頼めます。「①初期設定・計測設計」は単発(プロジェクト型・一括)でお受けできます。ただし、設定作業だけの代行ではなく、ゴールの定義・何を測るかの整理から行います。単発で計測を整えたあと、月次の「②継続分析・改善支援」(月額顧問型)へ続けるかどうかは、そのときに決めていただけます。
費用はどのように決まりますか?
「どこまでを任せるか」で変わります。単発の初期設定・計測設計か、月次の継続分析・改善支援か。そして計測する範囲——サイトのアクセスだけか、フォームの途中経過や問い合わせ後の商談まで含めて見るか。初回相談(無料)で状況をうかがい、必要な関わり方と見積もりの進め方をご案内します。考え方の全体は費用の考え方にまとめています。
相談の前に

単発の可否と費用に、先に答える

はじめる

いま見ている数字は、次の打ち手につながっていますか。

「どの数字を見ればいいか分からない」段階からで大丈夫です。ゴールの定義から一緒に整理します。初回相談は無料です。